2009-03-27 第171回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
○草野参考人 高木先生のおっしゃること、そのとおりだと私は思います。 基本的に、例えばここ半年ぐらいで上場企業で倒産しているケースを見ると、ほとんどが資金繰り倒産なんですね。要するに、最高益から一転して破綻というようなことが起こっているわけでございまして、これはやはり、先ほどから何度も私申し上げておりますが、リスクをとるという、リスクマネーを海外に依存し過ぎたのではないかと私は思っております。当然
○草野参考人 高木先生のおっしゃること、そのとおりだと私は思います。 基本的に、例えばここ半年ぐらいで上場企業で倒産しているケースを見ると、ほとんどが資金繰り倒産なんですね。要するに、最高益から一転して破綻というようなことが起こっているわけでございまして、これはやはり、先ほどから何度も私申し上げておりますが、リスクをとるという、リスクマネーを海外に依存し過ぎたのではないかと私は思っております。当然
○草野参考人 先ほど私がお話しさせてもらいましたときに、在日外銀の総資産が一気に減っているというお話をさせてもらいました。さらに、外国人投資家が、昨年一年間だけで、債券を含めて対日投資では十兆円のマイナスになっているというお話をさせていただきました。 少なくともこれまで、日本の金融システム、金融市場というのは、海外がリスクをとってくれていたというふうに考えていいと思います。言ってみれば、リスクマネー
○草野参考人 皆さん、おはようございます。 実は、私、ついせんだって、三月五日になりますが、企業年金連合会から呼ばれまして、企業年金連合会で今回の危機の本質を説明してきたばかりでございます。きょうは、今世界で何が起こっているのか、この危機の本質は何かというのを、私の意見を述べさせていただきたいと思います。 お手元にレジュメと補足資料を御用意させていただきましたが、私は、実は、この草野グローバルフロンティア